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はてな情報削除・発信者情報開示関連事例

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2016-06-29

ソーシャルマッチングサービスのアフィリエイト広告掲載に対する通報

| 10:55

  • SNSの情報を利用して異性と出会う、いわゆるソーシャルマッチングサービスの体験談を記載し、サービスに対するアフィリエイト広告を掲載しているブログに対し、はてなブログの広告ポリシーにおいて禁止事項とする「成人向けの広告の掲載(出会い系サイトの広告の掲載)」に相当するのではないかとの通報あり
  • ソーシャルマッチングサービスには「ネット婚活」として結婚相談サービスと同等の社会的な認知を得ているものもあるため、そのような文脈で紹介される場合は、特に公序良俗に反するものではないと考えられ、許認する場合がある。また、趣味の交流や異業種交流を目的としたサービスについても、同様に考える
  • しかし、ソーシャルマッチングサービスは、本来は出会い系サービスと同じく「インターネット異性紹介事業」に相当するものであり、特に結婚を前提としない異性との出会いや交際の場としてサービスを推薦する内容の広告を掲載する場合、実質的に出会い系サイトの広告と同様であると考えられる
  • 今回、通報を受けた記事では、複数の異性との出会いがあったことを記載した上で、サービスの安全性を宣伝しており、出会い系サイトとしての利用を前提とした広告であると判断したため、ブログの公開を停止した

2016-06-21

ブログ記事に対する削除ならびに発信者情報開示を求める仮処分申立

| 11:56

  • ブログ記事内の批判表現が法人に対する名誉毀損情報に相当するとして、法人の代理人弁護士より東京地裁に対し発信者情報開示と投稿記事削除の仮処分命令を求める申立あり
  • 記事に記載された内容が真実であると考えられることなどから、申立を却下するとの答弁を提出した
  • 審尋の結果、申立を却下する裁定となった。理由の概略を下記に記載する
    • 一連の批判表現には、事実を摘示するものと、意見、論評を表明するものがあり、それらにより社会的評価が低下していることについては認めるが、下記のような理由から違法性は阻却される
      • 事実を摘示しての名誉毀損にあたっては、その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、摘示された事実がその重要な部分について真実であるときは、違法性がないというべきである
      • また、ある真実を基礎としての意見、論評の表明による名誉毀損にあっては、その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、摘示された事実がその重要な部分について真実であるときは、人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものでない限り、違法性を欠くというべきである
      • 記事では、事実に基づき同法人の報酬基準が適正とされた額を上回る可能性があること、また、それにより依頼者に損失を与える危険性を摘示しており、重要な部分について真実と認められる。
      • 一方、申立者の主張として提示された疎明資料は、いずれもその事実を否定できるものではなく、採用することができない
  • 申立が却下されたため特段の対応を行わない

2016-06-09

公序良俗に反するブログ記事に対する通報

| 11:35

  • ナンパを目的として部屋を共有するメンバーを募集するブログ記事に対し通報あり
  • 声かけ行為に関する記事(いわゆる「ナンパブログ」)については、人間の心理コミュニケーション自体を考察する内容など有益なものも含まれることから一律に禁止していないが、下記のような情報が含まれる場合、利用規約第6条に定める禁止事項に相当すると考えられる
    • 違法行為、条例などで禁じられている行為を公開、指南する内容(第6条 1-g)
    • つきまといや恫喝など迷惑行為に相当する行為を公開、指南する内容(第6条 1-g 2-d)
    • 相手をだます手法相手の意志に沿わない行為をさせる手法を公開、指南する内容(第6条 2-c 2-d 2-h)
    • 具体的な性行為に関する描写(第6条 2-c)
    • 高額なセミナーへの勧誘や情報商材販売(第6条 1-c 1-e 3-a)
    • その他、公序良俗に反する内容、社会的に不適切な内容(第6条 2-h)
  • 当該記事は、共有する部屋を自宅と偽り異性と性行為を行う目的であることが明示されており、明らかに上記に相当するため、ブログを非公開とした

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