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はてな情報削除・発信者情報開示関連事例

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2016-10-13

過去の報道事実に関するブックマークコメントへの削除申立

| 16:05

  • 自身に係る過去の事件報道がブックマークエントリーページに引用されており、さらにブックマークコメントに実名が記載されているとして削除申立あり
  • 引用元の記事はすでに削除されていたため、引用箇所ははてなにて削除を行い、エントリーページを検索対象から除外するタグを設置した
  • ブックマークコメントはユーザー発信情報であるため、コメントの発信者に対し削除に係る意見照会を行った。照会により、コメントは自主的に削除された
  • その後、別の媒体に掲載されていた同内容の報道記事が発信者によって新たにブックマークされ、さらに、コメント欄に、外部アーカイブサービスに保存した元記事のリンクを掲載していたことが判明した
  • はてな情報削除ガイドラインでは「はてなより削除に関する意見照会を受けた発信者が一旦は自主的に削除を行ったにも関わらず、後日、はてなまたは削除要請を行った者の許諾なく同様の情報を掲載しなおした場合、即時削除を行い、発信者のサービスの利用を停止する。」と定めている
  • 本件についても、削除された権利侵害情報を不当に掲載しなおす行為であり、上記ガイドラインに抵触するものと判断したため、発信者のサービス利用を停止した
  • 一般的に、過去の報道事実の掲載に対して、いわゆる「忘れられる権利」の侵害を理由として削除申立があった場合であっても、事件の性質や当事者の社会的立場などにより明確に権利侵害に相当するといえない場合もある。そのため、発信者に意見照会を行い、反論を受け付けている。しかし、意見照会に対し反論をせず自主的に削除を行いながら、再度同様の記事を掲載する行為はガイドラインにより禁止しているため、今回のような判断となった

補足

本件において、問題となった事件報道は、実際には犯罪事実が存在せず誤報を含むものとして削除申立を受けており、元報道記事も新聞社などからは早期に取り下げられておりました。

ただ、事例とするにあたっては、報道が事実であり、実際に犯罪事実が存在した場合であっても、同様に意見照会を行う対応となることから、事件の詳細は記載いたしませんでした。

今回、ブックマークコメントなどで別の具体的な事件に係る事例との推測が記載されており、無関係な方に対してのご迷惑となる可能性がございましたので、補足いたします。ご了承ください。

2015-12-17

ブログ記事に対する削除ならびに発信者情報開示を求める仮処分申立

| 18:28

  • ブログ記事に自身の肖像や実名を記載して中傷が記載されており、名誉毀損、プライバシー侵害に相当するとして削除依頼あり
  • 依頼者は、法人の代表であり、記事の内容も報道に基づいた公的な活動に関する言及とみられることから、明確に権利侵害に相当すると判断できない。そのため、即時削除を行わず意見照会により削除の可否を決定することとした
  • 意見照会の結果、発信者より下記の理由から削除に応じられないとの反論があった
    • 中傷とされる内容は、報道サイトなどを基にしたものである
    • 一部報道サイトは削除依頼を受けてもそれに応じず公開を継続している
    • 言及されている人物は反社会的人物であり、そのような者を告発するページは公益性がある
  • 反論の内容から明確に権利侵害情報とは判断できないとし、削除を不可とした
  • その後、依頼者の代理人弁護士により情報削除と発信者情報開示を求める仮処分申立があり
  • 東京地裁に対し、当該の記事は権利侵害に該当せず申立を却下するとの答弁を提出
  • 審尋の結果、東京地裁より申立を認める仮処分決定が出されたため、発信者情報(記事投稿時のIPアドレス、投稿時間)を開示し、当該ブログの公開を停止した

2015-07-27

ブログに対する削除申立、発信者情報開示請求

| 18:08

  • はてなブログで開設されたブログに対し、プライバシー侵害、名誉毀損、侮辱に相当するとして削除申立あり
  • 申立の対象となったブログは、すべての記事が申立者に対する言及であり、性的な内容も含む私生活に関わる情報や、詐欺、犯罪行為に関わっているといった内容を含むもので、中傷を目的としていることが伺えた
  • 申立者は公的な活動も行っているものの、当該ブログには非公開の本名など個人情報も合わせて記載されていた
  • このような態様から、はてな情報削除ガイドライン「プライバシー侵害」の項目「掲載されている個人情報によって人身、財産に危害が及ぶ可能性がある場合等、はてなが緊急を要すると判断した場合には即時削除の対象とする。」に相当すると判断した。また、このようなサービス利用は、はてな利用規約第6条2-d に相当するものでもあるため、発信者に対する意見照会を経ず、ブログ全体を非公開とした
  • その後、申立者の代理人弁護士より賠償請求等のために必要として、ブログ内の記事6件に対して発信者情報開示請求あり
  • 発信者に対し意見照会を行ったが返答はなく、また、顧問弁護士との協議の上、明確に権利侵害に相当するとの判断に至ったため、それぞれの記事の投稿時のアクセスログおよび登録メールアドレス等の発信者情報を開示した

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