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はてな情報削除・発信者情報開示関連事例

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2016-06-21

ブログ記事に対する削除ならびに発信者情報開示を求める仮処分申立

| 11:56

  • ブログ記事内の批判表現が法人に対する名誉毀損情報に相当するとして、法人の代理人弁護士より東京地裁に対し発信者情報開示と投稿記事削除の仮処分命令を求める申立あり
  • 記事に記載された内容が真実であると考えられることなどから、申立を却下するとの答弁を提出した
  • 審尋の結果、申立を却下する裁定となった。理由の概略を下記に記載する
    • 一連の批判表現には、事実を摘示するものと、意見、論評を表明するものがあり、それらにより社会的評価が低下していることについては認めるが、下記のような理由から違法性は阻却される
      • 事実を摘示しての名誉毀損にあたっては、その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、摘示された事実がその重要な部分について真実であるときは、違法性がないというべきである
      • また、ある真実を基礎としての意見、論評の表明による名誉毀損にあっては、その行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあった場合に、摘示された事実がその重要な部分について真実であるときは、人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものでない限り、違法性を欠くというべきである
      • 記事では、事実に基づき同法人の報酬基準が適正とされた額を上回る可能性があること、また、それにより依頼者に損失を与える危険性を摘示しており、重要な部分について真実と認められる。
      • 一方、申立者の主張として提示された疎明資料は、いずれもその事実を否定できるものではなく、採用することができない
  • 申立が却下されたため特段の対応を行わない

2015-07-27

ブログに対する削除申立、発信者情報開示請求

| 18:08

  • はてなブログで開設されたブログに対し、プライバシー侵害、名誉毀損、侮辱に相当するとして削除申立あり
  • 申立の対象となったブログは、すべての記事が申立者に対する言及であり、性的な内容も含む私生活に関わる情報や、詐欺、犯罪行為に関わっているといった内容を含むもので、中傷を目的としていることが伺えた
  • 申立者は公的な活動も行っているものの、当該ブログには非公開の本名など個人情報も合わせて記載されていた
  • このような態様から、はてな情報削除ガイドライン「プライバシー侵害」の項目「掲載されている個人情報によって人身、財産に危害が及ぶ可能性がある場合等、はてなが緊急を要すると判断した場合には即時削除の対象とする。」に相当すると判断した。また、このようなサービス利用は、はてな利用規約第6条2-d に相当するものでもあるため、発信者に対する意見照会を経ず、ブログ全体を非公開とした
  • その後、申立者の代理人弁護士より賠償請求等のために必要として、ブログ内の記事6件に対して発信者情報開示請求あり
  • 発信者に対し意見照会を行ったが返答はなく、また、顧問弁護士との協議の上、明確に権利侵害に相当するとの判断に至ったため、それぞれの記事の投稿時のアクセスログおよび登録メールアドレス等の発信者情報を開示した

2013-04-17

ダイアリー記事およびコメントに対する情報削除および発信者情報開示請求

| 17:10

  • 宗教法人より、その宗教法人の出自や教義、代表者の経歴や人間性などについて言及する記事およびゲストコメントについて、名誉毀損に該当するとして削除申立ておよび発信者情報開示請求あり
  • 記事の投稿を行った発信者に対し意見照会を行ったが、記事の内容は公共の利害に関するものであり、ゲストコメントについても真実である可能性があるといった理由から、申立て内容の詳細に関して直接請求者と対話をしたいとの意向があり、自主的にメールアドレスの開示が行われた
  • 記事およびコメントが、明確に権利侵害に該当すると判断することができないため、情報削除および発信者情報開示については不可とした
  • その後、警察に対し被害届の提出があり、ゲストコメントのうち2013年2月~3月に投稿されたものに対して、捜査関連事項照会書による照会が行われたが、プライバシーポリシー(4)に定める開示条件を満たさないため、任意での情報開示を不可とした
  • その後、捜査令状により開示を求められたため、プライバシーポリシー(4)-4に基づき、投稿に係るログを開示した

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